写真メタデータビューア & EXIF 削除

写真の EXIF・GPS メタデータを確認・削除

ここに写真をドロップ

またはクリックしてファイルを選択 · JPG · PNG · WebP · HEIC

選択した写真はサーバーに送信されません。解析も削除もすべてブラウザ内で行われます。

写真メタデータビューア & EXIF 削除について

JPG・PNG・WebP の写真を開くと、ファイル内の EXIF、XMP、コメント、PNG のテキストチャンクをバイト単位で直接読み、カメラ・撮影設定・日時・GPS・ソフトウェアに分けて表示します。作成者、撮影日時、ボディ・レンズのシリアル番号、画像固有ID、GPS など人や場所を特定できる値には「要注意」の印が付きます。

削除は画像を再エンコードせず、メタデータの入ったセグメントやチャンクだけを切り取ります。画素は1ビットも変わりません。ICC カラープロファイルと回転情報は既定で残します。消すと色が変わったり写真が横向きに表示されたりするためです。

EXIFに実際に入っているもの

EXIF はカメラ映像機器工業会(CIPA)が管理する規格で、JPEG の中に TIFF 構造を丸ごと埋め込んでいます。最新版は2023年の Exif 3.0 で、ここで初めて文字列に UTF-8 が使えるようになりました。それまでは ASCII が原則だったため、Windows は日本語の作成者名を XPAuthor という別タグに UTF-16 で入れてきました。このツールで作成者が2種類(Artist と XP Author)表示されることがあるのはそのためです。

スマホの写真によく入っているのはメーカー・機種、どのカメラ(広角・望遠)か、絞り・シャッター速度・ISO、撮影日時、ソフトウェアのバージョン、そして位置情報がオンなら GPS です。ミラーレスや一眼レフはボディとレンズのシリアル番号を入れることが多く、別々の写真を同じカメラに結び付ける手がかりになります。

撮影日時(DateTimeOriginal)にはタイムゾーンがありません。タイムゾーンは Exif 2.31 で追加された OffsetTimeOriginal などに入りますが、書かない機器もあります。一方、GPS の日付・時刻は UTC です。両者を比べると撮影地の時差が推測できます。

GPS値の読み方と精度

EXIF は緯度・経度を度・分・秒の3つの有理数で保存し、北緯/南緯・東経/西経は別の Ref タグに入れます。ツールはこれを十進度に変換して地図で開けるようにします。緯度1秒は約31m、十進度の小数第4位は約11mです。スマホのGPSは通常これ以上の精度で記録されるので、自宅で撮った写真なら建物まで特定できます。

高度や撮影方向が入っている場合もあります。マンションで撮った写真の高度は階数の手がかりになります。

EXIF以外に隠れている情報

XMP は Adobe が作った XML ベースのメタデータで、編集ソフト名や編集履歴、元ファイルID、スマホのモーションフォトや深度情報が入ります。IPTC(Photoshop の APP13)には撮影者、著作権、キャプション、キーワードが入り、報道写真で一般的です。PNG は tEXt・iTXt チャンクに Author や Software などを記録します。

EXIF の中には小さな JPEG サムネイルが別にあることがあります。編集ソフトがこれを更新しないと、トリミングやモザイク前の姿がサムネイルに残ります。「埋め込みサムネイル」が表示されたら本体と同じ絵か確認してください。

このツールで読めないもの

iPhone の標準形式 HEIC は EXIF・GPS・XMP を読んで表示するだけで、削除は多くの形式に対応した「メタデータ消しゴム」ツールで行います。RAW ファイルは開けません。メーカー独自の MakerNote は構造が非公開のことが多く、値は表示しませんが、削除時は EXIF と一緒に消えます。

例

度・分・秒を地図座標へ

入力
GPSLatitude 35/1, 39/1, 2952/100 (N) ・ GPSLongitude 139/1, 44/1, 4092/100 (E)
結果
35.658200, 139.744700

35+39/60+29.52/3600=35.6582、139+44/60+40.92/3600=139.7447。東京タワー付近の座標です。

撮影時刻とGPS時刻の差

入力
DateTimeOriginal 2026:09:22 21:10:05 ・ GPSTimeStamp 12:10:05(UTC)
結果
撮影地のタイムゾーン UTC+9

現地時刻が UTC より9時間進んでいるので、日本時間で撮られたと考えられます。

削除前後のサイズ

入力
4.1MB のスマホ JPEG、EXIF 約60KB(サムネイル含む)+XMP
結果
画素データはそのまま、メタデータ分だけ小さくなる

再エンコードしないので画質は変わりません。数MB単位で小さくなるツールは再圧縮をしています。

使い方

  1. 写真をドロップするか選択します。
  2. 「要注意」の印とGPSの地図リンクを確認します。
  3. ICC・回転情報を残すか選び、メタデータを削除してダウンロードします。
  4. 結果ファイルを再チェックして残りがないか確認します。

よくある質問

LINEやSNSに送ると位置情報は消えますか?

サービスや送信方法(オリジナル画質で送るか等)によって異なり、公式に明記されていないことも多いです。受け取ったファイルをこのツールで開いてGPSの有無を確かめるのが確実です。

スクリーンショットにもメタデータはありますか?

通常GPSはありませんが、機種、ソフトウェア、作成日時が入ることがあります。

回転情報を消すとどうなりますか?

スマホはセンサーの向きのまま保存し、Orientation の値で回して表示することが多いため、横向きに表示されることがあります。個人は特定できないので既定で残します。

削除したのに別のアプリで日付が見えます。

OS が管理するファイルの作成日時・更新日時の可能性が高く、ファイルの中身ではありません。

関連ガイド

出典

基準日:

プライバシーとデータの扱い