PDFパスワード解除

閲覧パスワードと印刷・コピー制限を解除

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PDFを選ぶと内容を解析して表示します。

ファイルはこのブラウザ内でのみ処理されます。サーバーにはアップロードされません。

閲覧パスワードと印刷・コピー・編集の制限を解除

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このツールは、わかっているパスワードでロックを解除するためのもので、パスワードの推測は行いません。結果は暗号化辞書を完全に取り除いた通常のPDFで、ファイルを書き直すため既存の電子署名は無効になります。

暗号化されたPDFは先にパスワードを解除してください。ページの内容を中心に処理するため、しおり・添付・フォーム・署名の保持は保証されません。原本を保管し、結果をご確認ください。

PDFパスワード解除について

このツールは、PDFの標準セキュリティハンドラーによる暗号化を解除し、パスワードも権限制限もないコピーを作ります。ファイルを読み込むとまず /Encrypt 辞書を読み、暗号化方式(RC4 40・128ビット、AES-128、AES-256)と現在の権限を表示し、空のパスワードで開けるかを試します。開くパスワードが必要なら、入力されたパスワードからファイル鍵を計算し、すべての文字列とストリームを復号してファイルを書き直します。

パスワードを「破る」ツールではありません。開くパスワード付きのファイルは、開くパスワードか権限パスワードのどちらかを知らなければ解除できず、総当たり機能もありません。自分のファイルや、パスワードを知らされて受け取った自分宛ての書類を扱うためのツールです。

パスワードなしで解除できるファイル、できないファイル

暗号化PDFは2種類に分かれます。開くパスワードがあるファイルは、そのパスワードから導いた鍵でしか復号できません。開くパスワードが空で、印刷禁止・コピー禁止などの権限だけが設定されたファイルは、誰でも開けるよう空のパスワードから鍵が出るように作られています。このツールが「パスワードなしで解除できる」と表示したら、後者です。

後者の場合、権限制限を支えているのはビューアの協力だけです。仕様上は暗号化されていても、鍵の計算に秘密は要りません。作成者が本当にコピーを防ぎたかったのなら、PDFの権限設定はそもそも適した手段ではなかったということです。

解除してよい場合、よくない場合

権限制限は技術的に弱くても、作成者の意思表示であることに変わりはありません。技術的に外せることは、外してよいという許可ではありません。このツールは次のような場面を想定しています。

  • 自分でパスワードを設定した自分の文書を、毎回パスワードなしで開きたいとき
  • 銀行・カード会社・勤務先などから届いた自分の明細や証明書(パスワードは案内に書かれた生年月日など)を、パスワード付きPDFを受け付けないシステムに提出するとき
  • 社内文書の管理者が、前任者の設定したパスワードを把握しているとき
  • スクリーンリーダーが読めないとき。ただし正しいビューアはアクセシビリティ用抽出の権限を別に見るので、まずその設定を確認してください

このツールの用途ではないもの

有料の電子書籍や販売用レポートのように権利者が複製を防ぐために制限した文書や、パスワードを知らない他人のファイルは対象外です。国によっては、コピー防止の技術的手段を回避すること自体が著作権法上の問題になり得ます。判断に迷ったら、送り主に制限のないコピーを依頼するのが確実です。

標準セキュリティハンドラー以外の保護も解除できません。証明書ベースの暗号化(Adobe.PubSec など、受信者の公開鍵でファイル鍵を包む方式)は対応する秘密鍵が必要で、Adobe LiveCycle・FileOpen などの独自DRMはファイル外のサーバーから鍵を受け取ります。こうしたファイルは非対応と表示されます。

電子署名の入った暗号化PDFを解除するとファイルを書き直すため、署名の検証は失敗します。署名の証拠としての価値が必要なら、暗号化された元ファイルも保管してください。元のファイルに署名があると、結果画面でもう一度警告します。

開くパスワードと権限パスワード、どちらでも解除できる

仕様上、権限パスワードからもファイル鍵を復元できます。RC4・AES-128方式では権限パスワードで /O を復号して開くパスワードを取り出し、そこから鍵を計算します。AES-256(R6)では /OE 項目に権限パスワードで包んだファイル鍵が入っています。知っている方を入力すれば解除でき、結果にはどちらで認証したかも表示されます。

例

カード会社の利用明細を会計ソフトに取り込む

入力
パスワード:案内に書かれたもの(生年月日など)、方式:AES-128 または AES-256
結果
パスワードなしのPDFと、元の方式・解除された権限の概要

解除したコピーは誰でも開けるので、共有フォルダに置くならフォルダ側のアクセス権で管理してください。

コピー禁止だけが付いた社内フォーム

入力
パスワード:空欄
結果
空のパスワードで認証され、すぐに解除(開くパスワードなし)

社内規程上の理由があるかもしれません。文書の管理者に確認してから解除してください。

証明書で暗号化された契約書

入力
/Filter /Adobe.PubSec
結果
標準セキュリティハンドラーではないため解除できない旨の表示

受信者証明書の秘密鍵を持つソフト(デジタルIDを登録したAcrobatなど)で開いてください。

使い方

  1. PDFを選ぶと、暗号化方式と権限がまず表示されます。
  2. 開くパスワードが必要と出たら、開くパスワードか権限パスワードを入力します。
  3. 実行してパスワードなしのコピーを保存します。元ファイルは必要に応じて保管します。

よくある質問

パスワードを知らないPDFも解除できますか?

開くパスワード付きならできません。推測機能もありません。権限だけのファイルはパスワードなしで解除できます。

権限パスワードしか知りません。

解除できます。仕様上、権限パスワードからもファイル鍵を復元できます。

「対応していない方式」と出ます。

証明書ベースの暗号化か独自DRMです。対応する証明書やDRMクライアントが必要で、このツールでは解除できません。

解除すると内容は変わりますか?

復号するだけで内容は同じです。ただし構造を書き直す(オブジェクトストリームにまとめ直す)のでサイズが変わることがあり、電子署名は無効になります。

出典

基準日:

プライバシーとデータの扱い