PDFメタデータのサニタイズ
作成者・XMP・EXIF・スクリプト・以前の版を削除
ファイルはこのブラウザ内でのみ処理されます。サーバーにはアップロードされません。
作成者・XMP・写真のEXIF・スクリプト・以前の版を削除
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PDFメタデータのサニタイズについて
公開したPDFから漏れる情報は、たいていページの外にあります。文書情報の作成者欄に入ったログイン名、XMPに残った編集ソフトと履歴、スマホ写真に付いたGPS座標、レビュー注釈の名前、そして直したつもりの以前の版です。
このツールはまずファイルを分析して何がいくつあるかを示し、チェックした項目を消してからファイル全体を書き直します。ページに見える文字や画像には手を付けません。
項目ごとに実際に行うこと
既定でチェックされる項目とされない項目があります。
- 文書情報(タイトル・作成者・作成アプリ・日付など):削除。タイトルだけ残す選択肢があります。
- XMPメタデータ:文書だけでなくページや画像に付いたものも削除。
- 写真のEXIF・GPS:埋め込みJPEGからAPP1(EXIF/XMP)・APP13(IPTC)・コメント部分だけを切り取ります。画素データはそのままなので画質は同じです。
- スクリプト・自動実行アクション、添付ファイル、注釈の作成者・日付:削除。
- リンク:既定ではオフ。オンにするとリンク注釈とURLアクションを消します。
- 以前の版と未参照オブジェクト:常に整理されます。新しい文書IDでファイルを一から書き直すため、追記保存で残った古い内容や、どこからも使われないオブジェクトは消えます。
このツールが消さないもの
本文に見える氏名・番号、透明なOCR文字、フォーム欄に入力された値、白文字などで隠したテキストは対象外です。ファイルを書き直すので証明書による電子署名は無効になり、スクリプトを消すとフォームの自動計算が止まることがあります。パスワード付きのファイルは先に解除が必要です。版やオブジェクトが残る理由は「PDFファイルの中身」ガイドで扱っています。
例
イベント案内をWebに載せる前に
- 入力
分析:文書情報5件(作成者「yamada.t」)、XMP 1件、写真3枚にEXIF・うち1枚にGPS、以前の版あり- 結果
作成者・アプリ・日付・GPSが消え、版が1つにまとまった新しいファイル。タイトル維持をオンにするとタイトルだけ残る
案内を一度直して追記保存していれば、消した文言が古い版にそのまま入っていることがあります。ファイル全体を書き直すと、現在のページが使うオブジェクトだけが残ります。
使い方
- PDFを選び、分析結果(項目ごとの件数)を確認します。
- 消す項目にチェックし、タイトルなど残したい値は維持をオンにします。
- 実行後、分析結果に残りがないことを確かめて保存します。
よくある質問
ファイルサイズは小さくなりますか?
以前の版や未使用オブジェクトが多ければ小さくなります。メタデータだけなら差は数KB程度です。
署名済みの契約書に使えますか?
既存の証明書署名は検証できなくなります。原本は保管し、公開用のコピーにだけ使ってください。
WordからPDF化したときの変更履歴も消えますか?
注釈として引き継がれている場合、作成者情報は消えますが注釈自体は残ります。注釈ごと消すには注釈削除ツールを使います。
PNG画像のメタデータも消えますか?
PDFの中にPNGファイルがそのまま入るわけではありません。PNGで入れた画像は画素だけがFlate圧縮で保存され、EXIFのような付加情報は最初からありません。EXIF・GPSが残るのはJPEGを元のまま埋め込んだ場合です。
新しい文書IDを付けるのはなぜですか?
PDFの文書IDは同じ文書の複数の版を結び付ける値です。元のIDのままだと公開版と社内の原本が同じ文書から出たと照合できるため、新しい値に置き換えます。
出典
基準日: