ドット抜け・光漏れチェックツール

全画面の単色・パターンでドット抜けと光漏れを点検

画面全体に純粋な単色と点検用パターンを表示し、モニター・ノートPC・スマホの画面のドット抜け(常時点灯・常時消灯)やバックライトの光漏れを目視で確認します。インストール不要、100%ブラウザ内で動作します。

「常時点灯ドットの回復」パターンは画面が高速で点滅します。光過敏性発作の既往がある方は使用しないでください。

秒

画面をタップ、または → / Space で次へ、← で前へ、Esc で終了します。

パターンを直接開く

確認のしかた

  • 部屋を暗くし、画面を正面から見ます。まず柔らかい布でホコリを拭いてください — ホコリとドット抜けは見分けが難しいです。
  • 白・グレー画面: 明るい背景に見える黒い点 = 常時消灯(ドット欠け)。
  • 赤・緑・青の単色画面: 背景と違う色で目立つ点 = 常時点灯のサブピクセル。
  • 黒画面: 端や隅が明るく漏れる、または雲のように白っぽく見えるのはバックライトの光漏れです。

各パターンの用途

  • 単色(黒・白・三原色・二次色・グレー): ドット抜けと常時点灯を探す基本画面です。色ごとに現れる不良が違うので、すべて確認してください。
  • グレー階調 / 白黒グラデーション: 滑らかにならず縞(バンディング)が出る、明部・暗部の端がつぶれる場合は、コントラスト設定かパネルの問題です。
  • チェッカーボード / 格子: ピクセル単位のシャープさと画面の幾何(ゆがみ)を確認します。ノートPCのスケーリングがおかしいとここで分かります。
  • 常時点灯ドットの回復: 疑わしい位置に枠をドラッグして10〜30分置くと、固着したドットが直ることがあります。完全に消灯したドットは回復しません。

メモ

  • 不良が見えた気がしたら、一度画面から目をそらして見直してください。残像や錯覚のことがあります。
  • 新品のモニターなら、購入直後にメーカー・販売店のドット抜け交換基準(数・位置)を確認しておくとよいです。
  • すべての処理はこのブラウザ内で完結し、サーバーには何も送信されません。

ドット抜け・光漏れチェックツールについて

画面全体を黒、白、赤・緑・青、シアン・マゼンタ・黄、50%グレー(#808080)の順で塗り、グレーの階段・グラデーション・1ピクセルのチェッカー・格子を加えて表示します。黒から始めるのは、暗さに目を慣らした状態でまず光漏れを見て、そのあと明るい画面でドット欠けを探すためです。

ドット欠けは「どの背景でどう見えるか」で種類が分かれます。同じ点が白では黒く、赤では緑に見えることがあり、その組み合わせで画素全体が消えているのか、サブピクセル1つが固まっているのかを見分けられます。

黒点・輝点・常時点灯のサブピクセル

液晶や有機ELの1画素は赤・緑・青のサブピクセル3つでできています。3つとも消えたままなら白い画面で黒い点(黒点、dead pixel)、3つとも点いたままなら黒い画面で白い点(輝点)、一部だけ固まったものが「stuck pixel」と呼ばれる状態です。

サブピクセルが固まった点は背景色で見え方が変わります。赤が点いたままなら、黒では赤い点、緑では黄色い点(緑+赤)に見え、赤い画面では周囲と同じ色になって消えます。白だけ確認して「欠けなし」と判断し、緑画面で初めて気づく例は珍しくありません。

ほこりや保護フィルムの気泡も点に見えます。斜めから見て、点が画素の並びから浮いて動くように見えれば表面の汚れです。

画素欠陥クラス:ISO 13406-2とISO 9241-307

メーカーがよく引用する基準は ISO 13406-2(2001年)の画素欠陥クラスです。欠陥をタイプ1(常時点灯の輝点)、タイプ2(常時消灯の黒点)、タイプ3(サブピクセルの固着)に分け、100万画素あたりの許容数をクラスごとに定めました。この規格は2008年に ISO 9241-302・303・305・307 に置き換えられましたが、製品仕様には今も「ISO 9241-307 Class II」のように同じクラス名が使われています。

ISO 13406-2 の表では、Class I はすべて0個、Class II は100万画素あたりタイプ1が2個、タイプ2が2個、タイプ3が5個、Class III は5・15・50個です。一般向けモニターの多くは Class II です。

日本のメーカーや販売店は「ドット抜けは液晶の特性で故障ではありません」と取扱説明書に書いていることがあり、交換に応じるかどうかは各社の保証規定や「ドット抜け保証」のような有償・無償サービス次第です。条件はブランドや販売店で違うので、購入した製品の規定を確認し、届いたその日に点検するのが確実です。

光漏れ・ムラは画素の問題ではない

黒い画面で四隅や縁がぼんやり明るいのはバックライトの光漏れで、ベゼルの圧力や組み立てのばらつきが原因です。画素欠陥クラスとは別の話です。IPSパネルを斜めから見たときの白っぽい光(IPSグロー)は、頭を動かすと位置が変わる点で光漏れと区別できます。普段の明るさで、正面から、部屋を少し暗くして判断してください。真っ暗な部屋で最大輝度にして撮った写真は実際よりずっと悪く見えます。

有機ELにはバックライトがないため光漏れはありません。代わりに50%グレーでムラや縦線、タスクバーの形が残る焼き付きを確認します。

修復パターンにできること

修復ボックスは赤→緑→青→白→黒を約90ミリ秒ごと(「動きを減らす」設定なら500ミリ秒)に切り替えます。固まった液晶が高速な電圧変化で戻ることがあると言われますが、保証はなく、駆動素子が壊れた黒点は戻りません。10〜30分試して変化がなければ交換や修理を検討してください。激しく点滅するので、光過敏性発作の既往がある方は使わないでください。

例

解像度別の Class II 許容数(ISO 13406-2 の表から換算)

入力
1920×1080=2,073,600画素 / 2560×1440=3,686,400画素 / 3840×2160=8,294,400画素
結果
タイプ1(輝点):約4 / 7 / 16個 ・ タイプ3:約10 / 18 / 41個

100万画素あたり2個・5個に画素数(百万単位)を掛けて切り捨てた値です。端数処理はメーカーで異なる可能性があります。

緑の画面でだけ見える点

入力
黒:赤い点 / 白:見えない / 赤:見えない / 緑:黄色い点
結果
赤サブピクセルの常時点灯(タイプ3)

白と赤ではもともと赤が点いているので差が出ず、赤が消えるべき画面でだけ現れます。

1画素の大きさ

入力
27インチ 2560×1440
結果
画素ピッチ 約0.233mm

対角の画素数 √(2560²+1440²)≈2,937、対角長 27×25.4=685.8mm、685.8÷2,937≈0.233mm。50cm離れると黒点1つはやっと見える大きさなので、近づいて区画ごとに見ます。

使い方

  1. 画面のほこりを拭き、部屋を少し暗くして全画面テストを始めます。
  2. → やスペースで色を切り替え、気になる点の位置と見えた色を控えます。
  3. 黒で縁の光漏れ、グレー階段とグラデーションで縞を確認します。
  4. 固着らしい点には修復ボックスを重ねて10〜30分置きます。

よくある質問

輝点1つで交換してもらえますか?

Class II では100万画素あたり輝点2個まで許容されるため、規格だけでは対象外のことが多いです。販売店の初期不良対応やメーカーのドット抜け保証の条件によります。

ノートPCやスマホでも使えますか?

使えます。スマホは画面をタップすると次の色に進みます。アドレスバーやノッチ部分は全画面でも隠れることがあります。

点がときどきしか見えません。

特定の色でだけ出るサブピクセルの固着か残像の可能性があります。一度目を離し、すべての単色で同じ位置を確認してください。

修復パターンで黒点は直りますか?

直りません。効果が期待できるのは一部の固着したサブピクセルだけです。

出典

基準日:

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