抵抗カラーコード計算機

抵抗のカラーコードから抵抗値・許容差・温度係数を計算

抵抗のカラーコード(色帯)を選ぶと抵抗値・許容差・温度係数を計算し、逆に抵抗値から色帯の組み合わせを求めます。3・4・5・6本帯に対応、100%ブラウザ内で処理します。

帯の本数
resistor
1本目有効数字

2本目有効数字

3本目乗数

4本目許容差

計算結果

—
許容差
—
許容範囲
—

抵抗値 → 色帯

抵抗値と許容差を入力すると上の色帯を自動で合わせます。例: 4.7k, 4k7, 470R, 1M

色帯の読み方

  • 許容差の帯(通常は金・銀、または少し離れた帯)を右にして、左から読みます。
  • 4本: 数字・数字・乗数・許容差。5〜6本: 数字・数字・数字・乗数・許容差(+温度係数)。
  • 乗数の金は ×0.1、銀は ×0.01 で、1Ω 未満の抵抗に使います。
  • 許容差の帯がなければ ±20%(3本)です。

メモ

  • 実際の色は経年や照明で退色し、茶と赤、橙と赤は見分けにくくなります。テスターで実測して確認してください。
  • 軍用・精密抵抗は帯の順序が逆だったり、黄/白の本体で別規格を使うことがあります。
  • すべての計算はこのブラウザ内で行われ、サーバーには何も送信されません。

抵抗カラーコード計算機について

リード付き抵抗は本体が小さく数字を印刷しにくいため、色の帯で値を表します。規則は国際規格 IEC 60062 で決まっていて、黒0、茶1、赤2、橙3、黄4、緑5、青6、紫7、灰8、白9。乗数の位置では同じ色が10のべき(茶×10、赤×100…)を表し、金は×0.1、銀は×0.01です。

このツールは3〜6本帯をすべて読み取り、逆に抵抗値と許容差を入れるとカラーコードを作ります。4k7、2R2、1M のような略記も入力でき、結果が E6〜E96 のどの標準数列に属するかも表示します。

帯の本数で変わる役割

3本帯は数字・数字・乗数で、許容差の帯がなければ±20%。4本帯は数字・数字・乗数・許容差で、最もよく見る±5%の炭素皮膜抵抗です。5本帯は数字3桁・乗数・許容差で、±1%以下の精密抵抗に使います。6本帯は5本帯の後ろに温度係数(ppm/K)の帯が付きます。

違いは有効数字の桁数です。4.75kΩ は有効数字3桁なので4本帯では表せず、5本帯(黄・紫・緑・茶・茶)が必要です。このツールで4750Ωの4本帯を作ろうとすると、表現できないと表示されます。

どちらの端から読むか

金と銀は数字には使わないので、端が金か銀ならそちらが許容差、つまり右端です。許容差の帯は他より少し間隔が空いていることが多いです。やっかいなのは5本帯の精密抵抗で、許容差が茶(±1%)だと両端が茶になりえます。茶・黒・黒・茶・茶は 1kΩ ±1% ですが、逆から読むと茶・茶・黒・黒・茶で 110Ω ±1%。どちらも標準値なので色だけでは決められません。

帯の間隔を見て、それでも分からなければテスターで測るのが確実です。青い本体の金属皮膜抵抗では赤・橙・茶が照明によって見分けにくいので、明るい白色光の下で確認してください。

許容差と標準値(E系列)の関係

抵抗値が10、15、22、33、47、68のように飛び飛びなのは許容差と結びついているからです。±20%なら隣の値と許容範囲が重ならない程度に並べればよいので1桁に6個(E6)で足ります。±10%は12個(E12)、±5%は24個(E24)、±1%は96個(E96)。これらは IEC 60063 で決まっています。

ツールが表示する E系列は読み間違いのチェックにもなります。4.7kΩ は E6 の最も一般的な値、4.3kΩ は E24、4.75kΩ は E96 の値です。4.8kΩ のようにどの系列にもない値が出たら、色を読み違えている可能性が高いです。

IEC 60062 の精密な許容差の色

IEC 60062 に基づく Vishay のカラーカードでは、許容差は銀±10%、金±5%、赤±2%、茶±1%、緑±0.5%、青±0.25%、紫±0.1%、橙±0.05%、黄±0.02%、灰±0.01%です。このツールもこの表に従い、超精密級の橙(±0.05%)・黄(±0.02%)の許容差帯を選べ、灰は±0.01%として計算します。古い資料には灰を±0.05%とするものもあるので、精密抵抗はデータシートでも等級を確認してください。

6本目の帯、温度係数

温度係数は、温度が1K(1°C)変わったときに抵抗値が何 ppm(百万分の一)変わるかを表します。IEC 60062 では茶100、赤50、黄25、橙15、青10、紫5 ppm/K。100ppm/K なら100°Cの変化で1%変わります。

50ppm/K の 330Ω が25°Cから75°Cに温まると、50 × 50 = 2,500ppm、つまり0.25%で約0.8Ω変化します。±1%の範囲内の小さな値ですが、測定器や基準電圧の分圧のように温度が変わっても比率を保つべき回路では、許容差と同じくらい重要です。

例

定番の4本帯

入力
黄・紫・赤・金
結果
4.7kΩ ±5%(4,465〜4,935Ω)

47 × 100。E6 系列の値です。

5本帯の精密抵抗

入力
茶・黒・黒・茶・茶
結果
1kΩ ±1%(990〜1,010Ω)

100 × 10。逆から読むと110Ω ±1%になるので向きに注意。

6本帯

入力
橙・橙・黒・黒・茶・赤
結果
330Ω ±1%、50ppm/K

330 × 1。50°C上がると約0.8Ω変化。

金の乗数

入力
赤・赤・金・金
結果
2.2Ω ±5%

22 × 0.1。略記では 2R2。

逆変換:4.75kΩ ±1%

入力
4750、5本帯、±1%
結果
黄・紫・緑・茶・茶

475 × 10。4本帯では作れません。

使い方

  1. 帯の本数(3〜6)を選び、左の帯から色を選びます。
  2. 抵抗値・許容範囲・温度係数がすぐ表示されます。
  3. 逆に値(例:4k7)と許容差を入れるとカラーコードが出ます。

よくある質問

4本帯と5本帯の違いは?

有効数字が2桁か3桁かです。5本帯は 4.75kΩ のように3桁が必要な±1%以下の精密抵抗に使います。

3本目が金色のときは?

乗数×0.1です。赤・赤・金・金は2.2Ω。

両端とも茶色のときはどちらから読む?

間隔が広く空いている方が許容差の帯です。分からなければ両方向の値を確認してテスターで測ってください。

4k7、2R2 とは?

文字が小数点の位置を表します。4k7 = 4.7kΩ、2R2 = 2.2Ω。このツールにそのまま入力できます。

出典

基準日:

プライバシーとデータの扱い