アスペクト比計算機
縦横から画面比を計算、比率を保った寸法を逆算
元の幅・高さ
よく使う比率
サイズ計算(比率を維持)
新しい幅または高さの片方だけ入力すると、元の比率を保ったままもう片方が自動的に計算されます。
クイック倍率
処理中…
0.0
停止していません。計算が終わると結果が表示されます。
アスペクト比計算機について
アスペクト比(画面比)は横を縦で割った値を、16:9のように最も小さい整数の組で書いたものです。このツールは横と縦のピクセル数から最大公約数で約分した比と小数の比(16:9なら1.7778)を出し、近い代表的な比率も表示します。比率を保ったまま新しい横か縦を一つ決めれば、もう一方も計算します。
計算自体は単純ですが、迷うのは「21:9のモニターは本当に21:9か」「横動画を縦ショートにするとどれだけ切れるか」といった点です。以下の数値はすべてツールで出した値です。
約分すると現れる妙な比率
1920×1080は最大公約数120で割ると16:9、1920×1200は240で割って8:5です。8:5はいわゆる16:10と同じ値なので、ツールは近い比率として16:10を表示します。
ノートPCに多かった1366×768は683:384になります。683が素数でこれ以上約分できないためです。1.7786は16:9(1.7778)と0.0008しか違わないので実質16:9として扱われ、ツールも16:9を最も近い比率として示します。
21:9モニターは21:9ではない
ウルトラワイドの2560×1080は64:27(2.370)、3440×1440は43:18(2.389)です。どちらも21:9(2.333)とは違い、互いにも違います。「21:9」は16:9より横長だという売り文句に近い名前です。ツールは通常、差が0.01以内のときだけ代表比率を表示しますが、この2つと3840×1600(12:5)は「21:9」として売られていることを踏まえ、最も近い比率を「~21:9」と表示します。
映画館のシネスコは2.39:1、ビスタ(フラット)は1.85:1です。DCIデジタルシネマ規格の2Kコンテナはスコープが2048×858、フラットが1998×1080です。1.85:1を入れると37:20、2.39:1は239:100と出ます。整数ピクセルから来ていない比率はこうした分数になるので、映画では小数で呼ぶのが普通です。
レターボックスとピラーボックス、アナモフィック
比率の違う画面に映像を入れるには、切るか黒帯を足すかしかありません。2.39:1の映画を1920×1080の横幅いっぱいに表示すると高さは約803ピクセルで、上下に約138ピクセルずつ黒帯(レターボックス)が出ます。4:3映像を同じ画面の高さに合わせると幅1440で、左右240ピクセルずつ帯(ピラーボックス)が出ます。16:10の1920×1200で16:9動画を見ると上下60ピクセルずつ余ります。
アナモフィックレンズは撮影時に横方向を2倍に圧縮して記録し、上映や編集で元に戻して約2.39:1にします。こうした素材は保存されたピクセルの形と表示する形が違うので、ピクセル数だけで比率を計算すると間違えます。
写真の3:2、縦動画の9:16
一眼レフやミラーレスの多くは35mmフィルム由来の3:2、スマートフォンやマイクロフォーサーズは4:3で撮ります。6000×4000の3:2写真をL判・2L判(約7:5)に焼くと高さ4000に対して横5600となり400ピクセルが切れます。六切(約8×10インチ、ほぼ5:4)にするなら高さ4000を活かすと横5000が必要で、1000ピクセル、横幅の6分の1が切れます。
横動画を縦9:16に切り出すと損失はずっと大きくなります。1920×1080で高さ1080を保つと9:16の幅は607.5ピクセルで、元の横幅の約32%しか残りません。縦にも使う予定の撮影なら、被写体を中央3分の1に収めておくのが安全です。
例
フルHDと4K
- 入力
1920×1080 / 3840×2160- 結果
どちらも 16 : 9、1.7778
4K UHDはフルHDの縦横をちょうど2倍にしたサイズです。
横1920で16:10なら?
- 入力
1920×1200- 結果
8 : 5、1.6、近い比率 16 : 10
同じ横幅で16:9より縦が120ピクセル長く、16:9動画では上下60ピクセルずつ帯が出ます。
ウルトラワイド
- 入力
2560×1080 / 3440×1440- 結果
64 : 27(2.370) / 43 : 18(2.389)、最も近い標準比率: ~21:9
どちらも21:9として売られていますが比率は違います。
横幅を縮めたときの高さ
- 入力
元 1920×1080、新しい横 1440- 結果
新しい縦 810
割り切れない場合は四捨五入し、動画なら偶数に合わせるとエンコーダーで問題が出にくくなります。
使い方
- 元の横・縦を入れると、約分した比と小数の比が出ます。
- 新しい横か縦のどちらかを入れると、比率を保ったもう一方が出ます。
- プリセットで16:9、4:3、9:16などを呼び出したり、縦横を入れ替えたりできます。
よくある質問
1366×768は16:9ですか?
正確には683:384(1.7786)ですが、16:9とほぼ同じなので16:9のパネルとして扱われます。
21:9は小数でいくつですか?
2.333:1です。実際のウルトラワイドは2.37〜2.39:1が多いです。
結果が小数になります。
比率を正確に保つと整数にならないことがあります。画像は最も近い整数、動画は偶数に丸めてください。
出典
- ITU-R BT.709: Parameter values for the HDTV standards (16:9, 1920×1080)
- ITU-R BT.2020: Parameter values for UHDTV systems (3840×2160, 7680×4320)
- Digital Cinema Initiatives, DCI System Specification (Flat 1998×1080, Scope 2048×858)
基準日: