PDFにトンボを追加
印刷用のトンボ・塗り足し・カラーバーを追加
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印刷用のトンボ・塗り足し・レジストレーションマーク・カラーバーを入れ、TrimBox/BleedBoxを設定
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PDFにトンボを追加について
トンボは刷り上がった大きな紙のどこを断裁するかを示す短い線で、塗り足しは断裁が少しずれても白い縁が出ないよう仕上がりの外まで伸ばした絵柄の領域です。このツールはページの外側に余白を作ってトンボ・センタートンボ・カラーバー・情報行を描き、PDFにTrimBox(仕上がりサイズ)・BleedBox(塗り足し込みサイズ)・MediaBox(用紙全体)を記録します。
元のコンテンツストリームはそのままにマークだけをベクターで追加するので、文字の検索や画像の品質は変わりません。マークはすべての版に出るレジストレーションカラーで描かれます。
2つのモード: 外側に広げる / 内側を仕上がりにする
既定のモードは今見えている範囲(CropBox)を仕上がりサイズとし、塗り足しとマーク用の余白を外側に足します。内容を伸ばしたり複製したりはしないため、背景がページ端まである絵柄では塗り足し部分が空になります。元のCropBoxの外に隠れていた内容があれば、それが塗り足しの位置に現れます。
「塗り足し込み」モードは最初から塗り足し分大きく作ったファイル用です。ページ端から塗り足しの値だけ内側を仕上がりとします。背景が端まで必要な印刷物は、元データで背景を塗り足し分広げてからこのモードを使うのが最も正確です。
トンボは塗り足しの1mm外側(仕上がりから最低3mm)から長さ5mmで描きます。塗り足しの中に入ると断裁後の端に線が残るためです。塗り足しは0〜20mmで指定できます。
カラーバーと情報行で確かめること
下のカラーバーにはC・M・Y・Kのベタ、2色の掛け合わせ、グレーの階調が入ります。印刷現場ではこれで濃度と見当を目で確かめます。四辺中央のセンタートンボはどの版でも同じ位置に出るので、重ねて一重の円に見えれば見当が合っています。
上の情報行にはファイル名、ページ/総ページ数、日付、仕上がりサイズ(mm)が1行で入ります。何度も修正して入稿し直したとき、刷り上がった紙だけでどの版のデータかを見分けられます。ページが狭いとパッチが小さくなり、狭すぎる場合はバーを省きます。
例
A4チラシに塗り足し3mmを追加
- 入力
210×297mmのページ、既定モード、塗り足し3mm- 結果
TrimBox 210×297mm、BleedBox 216×303mm、MediaBox 236×323mm
トンボの開始位置はmax(3+1, 3)=4mm、線の長さ5mmとカラーバー・文字用4mmを足して四辺それぞれ13mm用紙が大きくなります。
最初から216×303mmで作ったファイル
- 入力
216×303mmのページ、「塗り足し込み」、塗り足し3mm- 結果
TrimBox 210×297mm、用紙は同じ236×323mm
内側3mmの線が仕上がりになり、元の端までの絵柄がそのまま塗り足しになります。
使い方
- PDFを選び、モード(外側に広げる / 塗り足し込み)を選びます。
- 塗り足しの値と、トンボ・センタートンボ・カラーバー・情報行の有無を決めます。
- 保存したファイルをPDF情報ビューアのページボックスのタブで確認します。
よくある質問
ネット印刷がトンボなしのデータを求めています。
マークをすべてオフにすると、TrimBox・BleedBoxだけが記録され、用紙は塗り足しサイズにマーク用余白が付いた大きさになります。余白なしの塗り足しサイズちょうどを求める印刷所なら、先に仕様を確認してください。
ファイル名が日本語だと情報行はどうなりますか?
情報行はHelveticaで描くため、英数字以外は「?」になります。ページ番号・日付・仕上がりサイズは正しく表示されます。
すでにTrimBoxがあるファイルに使うと?
ファイルを開いたときにTrimBoxが見つかると、「既存のTrimBoxを使う」モードが自動で選ばれます。このモードはそのTrimBoxを仕上がりサイズとして使い、BleedBoxがあればそのまま残し、トンボはその塗り足しの外側に描きます。ArtBoxも消しません。ほかのモードを選ぶと、CropBoxを基準に計算し直して上書きします。
出典
基準日: