カロリー計算機
基礎代謝・消費カロリーと目標別カロリー・PFCを計算
性別・年齢・身長・体重・活動レベルを入力すると、基礎代謝量(BMR)と消費カロリー(TDEE)、目標別の1日の推奨摂取カロリー、週あたりの体重変化の目安、PFC(炭水化物・タンパク質・脂質)の配分をすぐに計算します。100%ブラウザ内で処理されます。
計算結果
年齢・身長・体重を入力してください。
目標別の1日の推奨摂取カロリー
| 目標 | 摂取カロリー | 体重変化の目安 |
|---|
PFCバランス(炭水化物・タンパク質・脂質)
上の表で目標を選ぶと、そのカロリーに合わせてPFCが更新されます。
計算方法
- 基礎代謝量(BMR)は、何も活動せず生命維持だけに使われる1日の最小エネルギーです。
- 消費カロリー(TDEE)はBMRに活動係数を掛けた値で、現在の体重を維持するのに必要な1日の総エネルギーです。
- 体重1kgの変化には約7,700kcalが必要です。1日500kcal減らすと週あたり約0.45kgの減量が見込めます。
- PFC配分は目標カロリーを炭水化物・タンパク質・脂質に分けたもので、炭水化物・タンパク質は1gあたり4kcal、脂質は9kcalで計算します。
注意
- これは成人(19歳以上)向けの推定値です。妊娠・授乳中や特定の疾患がある場合は別の基準が必要です。
- 計算式は集団の平均に基づくため個人差があります。2〜3週間の体重変化を見て摂取量を調整してください。
- 女性は1日1,200kcal、男性は1,500kcal未満の摂取を医師の管理なしに続けないでください。
- 入力した数値はサーバーに送信されず、このブラウザ内だけで計算されます。
処理中…
0.0
停止していません。計算が終わると結果が表示されます。
カロリー計算機について
1日に必要なエネルギーは、じっとしていても使う基礎代謝量(BMR)を式で推定し、活動係数を掛けて総消費量(TDEE)を出す、という2段階で求めます。この計算機はBMRの式としてミフリン-セントジョー式、改訂ハリス-ベネディクト式、キャッチ-マッカードル式の3つを用意し、目標別の摂取量と三大栄養素の配分も表示します。
結果で一番ぶれやすいのは式の選び方ではなく活動係数です。式の違いは100kcal前後ですが、活動レベルを一段階上に選ぶと300kcal以上変わります。
3つの式の出どころ
ハリス-ベネディクト式は、カーネギー研究所のHarrisとBenedictが1918〜1919年に発表しました。間接熱量計で測った成人239人の基礎代謝を体重・身長・年齢で回帰した式です。計算機の「改訂版」は1984年にRozaとShizgalが追加データを加えて係数を求め直したもので、精度は±14%程度、低栄養の患者には当てにならないと報告されています。
ミフリン-セントジョー式は1990年、ネバダ大学医学部のグループが19〜78歳の498人(標準体重264人、肥満234人)を測って作りました。男性は10×体重+6.25×身長−5×年齢+5、女性は最後が−161です。同じ研究で1919年のハリス-ベネディクト式は実測より平均5%高く出ました。
キャッチ-マッカードル式(370+21.6×除脂肪量)は性別・年齢・身長を使わず、除脂肪量だけで計算します。1980年にCunninghamがハリス-ベネディクトのデータを再解析し、除脂肪量が最良の単独予測因子だと示した(500+22×除脂肪量)のと同じ考え方です。
どの式を選ぶか
米国栄養士会の2005年の系統的レビュー(Frankenfieldら)は、臨床でよく使われる4つの式を比べ、ミフリン-セントジョー式が肥満・非肥満どちらでも実測の±10%以内に入る人が最も多く、誤差の幅も最も狭いと結論しました。ただし個人に当てはめると大きく外れることもあり、高齢者や少数民族のデータは少ないと注意しています。
日本人のデータで作られたものではない点も覚えておきたいところです。日本の「食事摂取基準」は体重1kgあたりの基礎代謝基準値を使う別の方法を採っています。
活動係数と日本の身体活動レベル
計算機の係数は1.2(座りがち)、1.375、1.55、1.725、1.9で、海外のフィットネスアプリで広く使われている慣用値です。これに対し、厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」は成人の身体活動レベルを低い1.50・ふつう1.75・高い2.00としており、「ふつう」は自立して生活している人に当たります。FAO/WHO/UNUの2001年報告も座位中心の生活を1.40〜1.69としています。計算機の1.2は、これらと比べるとかなり低めの値です。
運動の回数だけで高い段階を選ぶのはよくある失敗です。体重と食事の記録が2〜3週間分あれば、そこから逆算した維持カロリーのほうがどの係数より正確です。
目標カロリーと減量ペース
目標表はTDEEから1日1,000・500・250kcalを引くか、250・500kcalを足します。予想体重変化は「脂肪1kg≒7,700kcal」で割った値で、1日500kcalの不足は週約0.45kg(表示は0.5kg)です。体重が減ると消費量も減るので、実際のペースはだんだん遅くなります。男性1,500kcal・女性1,200kcalを下回る目標には警告が出ます。
三大栄養素は、炭水化物とたんぱく質を1gあたり4kcal、脂質を9kcalとしてグラムに換算します。比率で配分するため、カロリーを減らすとたんぱく質のグラム数も減る点に注意してください。
例
30歳男性、3式の比較
- 入力
男性30歳、180cm、80kg、体脂肪率20%、週3〜5回の運動(1.55)- 結果
BMR:ミフリン1,780・ハリス-ベネディクト1,854・キャッチ-マッカードル1,752 → TDEE 2,759kcal
800+1,125−150+5=1,780。除脂肪量64kg→370+21.6×64=1,752.4。係数を1.725にするとTDEEは3,071kcalになります。
45歳女性、減量目標
- 入力
女性45歳、162cm、68kg、軽い運動(1.375)- 結果
BMR 1,307・TDEE 1,797・減量(−500)1,297kcal・急速減量797kcal(下限未満)
680+1,012.5−225−161=1,306.5→1,307。バランス型で配分すると炭水化物162g、たんぱく質65g、脂質43gです。
使い方
- 性別・年齢・身長・体重を入れ、式を選びます(キャッチ-マッカードル式は体脂肪率が必要)。
- 普段の活動レベルを選びます。迷ったら低いほうを選びます。
- 目標別の摂取量と栄養素の配分を確認します。
よくある質問
計算どおり食べているのにやせません。
式は個人で10%以上外れることがあり、活動係数はそれ以上に外れます。2〜3週間の体重の推移を見て、100〜200kcal単位で調整してください。
運動で消費した分を追加で食べていいですか?
活動係数に運動分が含まれているので、ウェアラブルの消費カロリーを足すと二重計算になります。
食事摂取基準の推定エネルギー必要量と違うのはなぜ?
食事摂取基準は基礎代謝基準値×体重×身体活動レベルで計算し、係数も1.50〜2.00と高めです。方法が違うので数百kcalずれることがあります。
関連ガイド
出典
- Harris JA, Benedict FG. A Biometric Study of Human Basal Metabolism. PNAS 1918;4(12):370-373
- Roza AM, Shizgal HM. The Harris Benedict equation reevaluated. Am J Clin Nutr 1984;40:168-182
- Mifflin MD, St Jeor ST, et al. A new predictive equation for resting energy expenditure in healthy individuals. Am J Clin Nutr 1990;51:241-247
- Frankenfield D, Roth-Yousey L, Compher C. Comparison of predictive equations for resting metabolic rate in healthy nonobese and obese adults: a systematic review. J Am Diet Assoc 2005;105:775-789
- Cunningham JJ. A reanalysis of the factors influencing basal metabolic rate in normal adults. Am J Clin Nutr 1980;33:2372-2374
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書
- FAO/WHO/UNU, Human energy requirements (2001 expert consultation), Table 5.3
基準日:
計算の前提
結果は入力と仮定に基づく参考値です。医療判断や契約・申告には公式資料や専門家の確認が必要です。