PDFアーティクルスレッド作成

段組みの記事の流れに沿ってアーティクルスレッドを作成

1ファイル選択2設定3処理4保存

PDFを選ぶと内容を解析して表示します。

ファイルはこのブラウザ内でのみ処理されます。サーバーにはアップロードされません。

段組みの新聞・論文で、スペースキーやクリックで次の段へ進む記事の流れを作成

別のツールで続ける
作業の設定

ページのプレビューで、記事が続く順に領域(ビーズ)をドラッグして指定してください。順番を間違えたら「元に戻す」で最後の領域を消せます。「+ 新しい記事」で別の記事のスレッドを追加でき、文書にすでにあるスレッドは一覧から削除できます。

暗号化されたPDFは先にパスワードを解除してください。ページの内容を中心に処理するため、しおり・添付・フォーム・署名の保持は保証されません。原本を保管し、結果をご確認ください。

PDFアーティクルスレッド作成について

新聞・雑誌・学会誌のような段組みのPDFでは、一つの記事が左の段から右の段へ、さらに何ページか先へ飛んで続きます。画面で読むと、拡大したまま段の間を行き来し、「12面へ続く」を探してページをめくることになります。アーティクルスレッドは、記事を読む順に枠(ビーズ)をつないでおくPDFの機能です。

このツールではプレビュー上をドラッグして枠を描くと、選んだ記事の次の枠として追加されます。記事はいくつでも作れ、それぞれにタイトルを付けられます。対応ビューアでは記事の中をクリックして読み進めると、枠の順にたどっていきます。

ファイルに書き込まれる構造

記事一つがカタログのThreads配列にスレッド一つとして入ります。スレッドにはタイトル情報と最初のビーズが記録され、各ビーズは自分のページと矩形の座標、次(N)と前(V)のビーズを指します。最後のビーズの次は最初のビーズに戻る環状リストで、仕様が定める形そのままです。ビーズは同じページ内でも、ページをまたいでもつなげます。

すでにスレッドがあるPDFを開くと、既存のスレッドがタイトル・ビーズ数・ページとともに一覧に表示されます。削除の印を付けたスレッドだけを適用時に消し、残りはそのままにして新しい記事を後ろに追加します。ページの内容は変わりません。

使える環境と使えない環境

アーティクルスレッドは主にAdobe Acrobat・Readerなどデスクトップのビューアが対応してきた古い機能です。Chrome・Edge・Firefoxの内蔵PDFビューアや多くのモバイルアプリはこの情報を読まず、普段どおりページを表示します。ファイルが壊れることはないので入れて損はありませんが、読者の多くがブラウザで開くなら、しおりや目次リンクのほうが確かな道しるべです。

スクリーンリーダーやタグ付きPDFの読み上げ順序はこの機能とは別です。アクセシビリティのための読み順は構造タグで決めます。

例

3段組みニュースレターのトップ記事

入力
4ページのニュースレター。トップ記事が1ページ左段 → 1ページ中段 → 3ページ右段と続く。枠を3つ順に描く
結果
タイトル「トップ記事」のスレッド1本、ビーズ3個(1・1・3ページ)

対応ビューアでトップ記事の最初の段をクリックして読み進めると、1ページ中段を経て2ページを飛ばし、3ページ右段へ直接移ります。

使い方

  1. PDFを追加し、記事のタイトルを決めます。
  2. プレビューで記事が続く順に枠をドラッグで描き、別の記事は「新しい記事」で追加します。
  3. 適用して保存し、Acrobat Readerで記事の中をクリックしてたどってみます。

よくある質問

既存のスレッドを消したり直したりできますか。

消すことはできます。ファイルを開くと文書内のスレッドが一覧に出て、「削除」を押したスレッドは適用時に消えます。既存のビーズを直す機能はないので、消してから新しい記事として描き直してください。

枠の順番を間違えました。

「元に戻す」を押すと最後の枠が消えます。新しい枠は常に一覧の末尾に加わり途中には差し込めないので、間違えた箇所まで戻してから描き直してください。

回転したページでも使えますか。

プレビューは回転前の向きで表示され、座標もその基準で保存されます。横倒しに見えてもそのまま枠を描けば大丈夫です。

補足

文書全体の構造がカタログにぶら下がる仕組みは、ガイド「PDFファイルの中身」で扱っています。

出典

基準日:

プライバシーとデータの扱い